音楽業界の今後は音楽CDの購入からダウンロード配信が主流に

少し前まで音楽はCDが主流で100万枚売れれば大ヒットというひとつの目安がありました。しかし最近ではCDの売り上げは年々落ち込んでいます。一見音楽自体の薄れているようにも感じられますがそうではありません。レンタルCDも原因と一つとして挙げられていますが、実は現代の音楽に対する人の考え方が大きくかかわっているのです。

音楽はCDの時代からダウンロード配信の時代へ

音楽CDは昔から比べるとだんだん販売枚数が減ってきています。その為音楽だけでなく特典DVDなど別の付加価値をつけて売り上げを伸ばそうと努力を続けています。しかし音楽が売れなくなってきているのではなく、人の現代の音楽の手に入れる方法が変わってきているのです。

音楽をダウンロードで手に入れる

最近では、音楽をCDで購入するのではなくダウンロード購入する人が増えてきました。ダウンロードなら欲しいときにすぐに手に入れることが出来ますし、データとして無数の曲を手軽に持ち運ぶことが出来るというメリットがあります。最近では音楽業界でもそのような流れに沿って、ダウンロード配信に力を入れているところが増えてきています。

CDは売れていなくてもライブは大人気

CDの売り上げは音楽のダウンロード配信によって年々減ってきていますが、逆に年々人気を集めているものがあります。それがアーティストによるライブイベントです。昔はライブというと特別なイメージがありましたが最近ではより身近に楽しむ人が増えてきているようです。

ライブイベントが人気を集める理由とは

ライブイベントが人気を集める理由はいくつか考えられます。まず、音楽がより身近になったことから、ライブイベントに参加することでより特別感を得たいというものがあります。他にも、一緒にライブイベントに参加する人だけでなく、ライブに行った後SNSなどで多くの人と共感することが出来るようになったというのも理由として挙げられます。音楽だけでなく、様々なタイプのライブが増え、ライブ自体のクオリティが上がっているという事もあるようです。

まとめ

音楽は今、CDを購入する時代からいつでもどこでも手軽に手に入れられる物へと変化してきています。だからこそただ音楽だけを楽しむだけでなく、ライブなどに足を運んでよりリアルに音楽を楽しみたいという人が増えてきています。もちろんCDも少しでも売り上げを増やすために特典などの付加価値を付けるなどの努力はしているようです。昔と比べると音楽の楽しみ方はずいぶんと形を変えてきているのです。